約25センチの長さにした材料を大きさによりそれぞれ男物(大形)女物(相形)などに製材したものを木取という。この木取を屋外に輪積みにして入梅の雨でアク抜きをして乾燥させるのに最低120日間かかる。
乾燥した木取を円盤鉋に掛けてそれぞれの規格に削りあげて、糸鋸を使用して二つに引放して歯形をつける。これを組取又は五分品という。

五分品を更に四枚の丸鋸で下駄の歯形と長さの寸法にきめてから裏側の鉋をかけることを七分仕上という。
下駄の裏側が仕上ったところで次に角(カド)を丸める作業を鼻廻しと云う。これによって下駄の形が決められる。

形を決められた台は主に手作業により三つ穴穿けなど約8工程を経て仕上げられ白木製品となる。これを生地という。
製品に『とのこ』と『いぼたろう』を塗り、ウヅクリ(かるかやの根)にて桐本来の美しさである木目と光沢を充分に出すよう磨き上げる。最終工程です。

 
下駄の鼻緒は約200種類あります。